入学式
校長 永井康博
春爛漫、城山の緑に春の息吹の力強さを感じる中、555名の新入生が入学してきました。済美高校伝統の厳粛な雰囲気の中での、すばらしい式典となりました。
入学式の式辞の一部を紹介します。
「済美高校は1901年に創設された松山裁縫傳習所をルーツとする、歴史と伝統を誇る学校です。
良き伝統の一つとして、「気持ちのこもったさわやかな挨拶」があります。皆さん、「挨拶」の漢字を思い浮かべてみてください。「挨拶」の「挨」という字には、心を開くという意味があり、「挨拶」の「拶」という字には、相手にせまるという意味があります。すなわち、「挨拶」とは、自ら心を開いて相手に近づいていくことです。済美高校は、県下で一番多くの新入生が入学する学校です。出身中学は100以上になります。「挨拶」をきっかけに、多くの友人をつくり、仲間の輪を広げてもらいたいと思います。一生の友となるような友人との出会いがあるのも高校時代です。「済美」の校名には、先輩の残した立派な業績を後輩が受け継いで、ますます発展させていくという意味があります。新入生の皆さんにも、済美高校伝統の「気持ちのこもった、さわやかな挨拶」ができる人になってもらい、「挨拶日本一」の学校にしたいと思います。
555名の新入生は、これから始まる高校生活への期待に胸を膨らませていることと思います。自分の可能性を信じ、校訓「やればできる」のもと、自分の目標に向かって邁進してくれることを期待しています。
新入生が「入学式」を機に決意を新たにし、勉学にスポーツに精一杯取り組んでほしいと思います。
2025年04月11日